マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」でギャラクタスを演じたラルフ・アイネソンさんが、海外メディア THR とのインタビューで、将来的な再演の可能性について言及しました。
「ファーストステップ」後のギャラクタスについて質問されたラルフ・アイネソンさんは「物語には掘り下げるべき部分がたくさんあり、彼は宇宙全体にとって重要なキャラクターです。」と、今後のMCUでのギャラクタスの存在感を誇示しつつ、「しかし、ギャラクタスが戻ってくるかどうかを知る最後の一人は私になるでしょう。それはケヴィン(ファイギ)と大物たちが決めることですが、もちろん戻ってきてギャラクタスをもっと演じたいと思っています。」と、現状で予定は決まっていない事を明かしました。
ギャラクタスの使いであるシルバーサーファーを演じたジュリア・ガーナーさんにはスピンオフ作品の噂があり、先日は話し合いがあった事を認めていました。
コミックのギャラクタスはビッグバン以前に存在していた宇宙の人間が変化したもので、プラネットイーターの異名の通りに惑星を食べる宇宙魔神として存在。しかし彼が星を食べるのは単純な悪ではなく、単なる食事に過ぎません。高度な文明の星ほど彼にとっては熟成されて美味しいとされており、彼が地球を食べたがるのにそれ以上の理由はありません。
また、コミック上では彼の食事によって宇宙のエネルギーの膨張が緩和され、マルチバースの崩壊を防ぐという生命のバランスを保つ自然機構のひとつとしても認識されています。
映画ひとつで終わってしまうような存在ではないと考えられそうですが、ギャラクタスが今回の映画で何を為し、今後のMCUに何をもたらしていくのか注目です。
映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。
映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。