マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」より、ファミリーの一員でもあるサポートロボット H.E.R.B.I.E.(ハービー)の様々な初期デザインが公開されました。
アーティストのジョー・スタッドジンスキーさんが SNS でコンセプトアートを公開。ハービーはコミックと同様に白色のボディでしたが、様々なカラーバリエーションが検討されていた事も明らかとなりました。
今回紹介されたものはすべて空中に浮遊するドローンタイプのハービーでしたが、よりレトロなデザインを重視したのか、実際の映画にはコミックと同様に地上タイプのロボットとなりました。
マット・シャックマン監督は以前のインタビューで「彼は他のキャストメンバーと同じくらい重要で、生き生きしています。彼は時々少し困ったロボットですが、間違いなく家族の一員です。本当にチャーミングで愛らしいんです。彼はまさに研究室におけるリードの右腕であり、ニューヨークであろうと宇宙であろうと、常にリードの傍らにいて、どんな実験でも彼を支援できるんです。」と語っていました。
また、本作の脅威であったギャラクタスの撮影風景も。
Ralph Ineson dans le costume practical de Galactus sur le plateau de ‘ THE FANTASTIC FOUR : FIRST STEPS’ pic.twitter.com/zgX46HTUXQ
— Fantastic Four FR (@F4NewsFr) September 28, 2025
Ralph Ineson tournant ses scènes pour Galactus sur le plateau de ‘ THE FANTASTIC FOUR : FIRST STEPS’ pic.twitter.com/5nhxMzDTOw
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これらはデジタルリリース版の特典の一部を抜粋したものであるようで、購入者はフルバージョンが見られるようです。
劇中のギャラクタスはとても巨大な存在として描かれていましたが、演者はもちろん普通の人間サイズ。CGで再現したものではなく、いったん撮影したものに様々な視覚効果を加えて超巨大キャラを完成させていたようです。
ギャラクタスを演じたラルフ・アイネソンさんは「もっと演じたい」と最近のインタビューで語っていますが、今のところはギャラクタスの将来は不明。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-ralph-ineson-talks-galactus-future/”]ギャラクタスは宇宙の反対側へ転送された事で、地球まで戻るには光の速さで何百万年もかかるもかかる事や、そもそも「ファーストステップ」の宇宙がインカージョンでなくなる懸念もあり、彼の再登場は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の結末次第となりそうです。
映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。
映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に劇場公開。9月23日 から有料配信、10月14日にディスクが米リリースされる予定、日本では 12月10日 発売予定です。