映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、フランクリンが劇中で披露しなかったコミックの9つの能力

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」では新しいヒーローであるフランクリン・リチャーズを文字通り誕生させました。映画ではとある能力を観客に紹介しましたが、コミックのフランクリンは他にもいくつかの能力を持っています。

1、現実改変

フランクリンの最も特徴的な能力のひとつとして現実改変能力があります。コミックのスカーレットウィッチと同等かそれ以上の規模でフランクリンは意のままに現実を操作する事が可能で、その範囲は地球全体だけでなく宇宙や別のマルチバースにさえも干渉する事が可能です。

セレスティアルズたちはフランクリンの事を「宇宙を形成する者」と呼ぶほどにこの能力は驚異的で、フランクリンの意思によってこれが行われる場合はまだしも、映画のギャラクタスのようにフランクリンを利用しようと考える輩は跡を絶たず、だからこそファンタスティック・フォーや他のヒーローたちも命がけでフランクリンを守ろうとします。

2、テレパシーとテレキネシス

フランクリンはテレパシーによって遠く離れた人物との意思疎通が可能で、物体を意のままに操作する事が可能です。X-MENのプロフェッサーXがセレブロによって地球全体にアクセスする事を考慮すると、フランクリンのほうがより強力なテレパスと言えそうです。

映画のフランクリンがこれを試みていた可能性はありますが、両親のほうがまだ理解出来るような状況ではなかったかもしれません。

3、物質とエネルギーの操作

フランクリンは母親スー・ストームと同等かそれ以上にフォースフィールドを操る事が可能です。また、キャプテン・マーベルのようなエネルギーブラストを発射する事も可能で、ヴィジョンのように物質を分子レベルで操作する事も可能です。

それだけでなく、対象の生物を別のものに変えてしまう危険な能力も持ち合わせています。

4、時間操作

フランクリンは時間を操作する事が可能で、過去にも未来にも行くことが出来、時間を停止させる事も可能です。

その範囲は世界全体から任意の対象物まで自在であり、自分自身を大人に成長させたり子どもに戻したりと言った事も可能にしています。

5、テレポート

フランクリンは瞬間移動する事が可能で、別の惑星に行くことだけでなく、別のマルチバースに飛ぶ事も可能です。

さらに自分自身だけでなく、仲間を同時にテレポートさせたり、対象人物を自分の元にテレポートさせる事も可能です。

6、飛行

空を飛ぶことが出来るヒーローやヴィランは多数存在していますが、リード・リチャーズとスー・ストームのどちらも飛べないことを考えると、特筆しておくべき能力です。

7、デュプリケーション

フランクリンは自分自身をデュプリケーション(複製)する事が可能です。コミックでもあまり見かけない能力ですが、ただでさえ驚異的な能力者が更に増える事になります。

8、予知

フランクリンはいわゆる予知能力を備えており、直接未来へ行く能力があったとしても、未来に行かずとも未来を知る事が可能だと言うことはわりと便利です。

9、転生と妊娠

これは物質操作と時間操作を組み合わせた物とも言えそうですが、フランクリンは死産に終わった妹のヴァレリアをもう一度スー・ストームに受胎させた事があります。

ドクター・ドゥームの助力によってこの世に誕生した妹はドゥームのかつての恋人の名を取ってヴァレリアと名付けられました。

ヴァレリアはフランクリンの妹ではありますが、複雑な時間のもとで生きる二人はしばしば年齢が逆転するケースも。なお、妹のヴァレリアにはこういった能力は一切ない代わりに、リード・リチャーズを超える頭脳の持ち主、マーベル界の天才少女としてトップランクに位置づけられています。

sponsored link
 


MCUのフランクリンはスーを蘇らせましたが、ドクター・ドゥームはフランクリンを利用して何を狙っているのか、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。