マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」のショーン・レヴィ監督が海外メディア Collider のインタビューに応じ、本作の進捗や、特にMCU初のR指定作品としての位置づけについて言及しました。
監督は「私たちは今、毎日『デッドプール』を書き、書き直し、開発し、準備しているところです。毎日笑うことができるなんて、本当に最高です。このような、人々がただ口汚く罵っているシーンを聞いたり、書いたり、思いついたりするのはとてもおいしいことです。暴力的なシーンもあり、ハードコアで、まさに『デッドプール』らしい映画です。ローガン(ウルヴァリン)も出てくるし、楽しすぎますよ。」と現在の開発状況について述べました。
また、「とても楽しくて、まだ撮影現場に入れていません。本作は単にR指定というだけでなく、自己認識に満ち溢れていて、そのため、このフランチャイズに特有の方法でインライティングがとてもとても楽しいのです。」とも語りました、
レヴィ監督は、2013年に公開した「インターンシップ」がR指定映画からPG-13映画へと変更されて制作した事を後悔していると述べた上で、デッドプールではそのような失敗はしないとも述べました。
「私のキャリアの中で数少ない後悔のひとつは、『インターンシップ』をR指定からPG-13に変更するよう強引に迫られたことです。R指定の『インターンシップ』のヴィンス(・ヴォーン)とオーウェン(・ウィルソン)の方がずっと良かったので、今でも後悔しているんです。今の僕なら12年前の二十歳の僕みたいに屈しなかったでしょうね。」
本作はディズニーが関与する作品としては極めて珍しいR指定作品になると発表されており、ファミリー層の代表ともいえるフランチャイズの中でどのようなR指定作品が誕生するのか注目されています。
再登場が電撃発表されたウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンさんは怒りに満ちた攻撃的なウルヴァリンを演じることになると予告し、体作りに励んでいる事を過去のインタビューで明かしています。
映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。
ソース:‘Deadpool 3’: Director Shawn Levy Promises It Will Remain Gritty and Raw in the MCU [Exclusive]