マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の全世界での興行収入が4億ドルを突破した事が報じられました。1作目の「ザ・ファースト・アベンジャー」を越えましたが、「ウィンター・ソルジャー」や「シビル・ウォー」にはまだ手が届きません。
Disney’s Captain America: Brave New World has passed the $400M global mark. The film grossed an estimated $3.1M internationally this weekend. Estimated international total stands at $208.7M, estimated global total stands at $400.8M. #CaptainAmericaBraveNewWorld #BoxOffice
— BoxOfficeReport.com (@boxofficereport.bsky.social) 2025年3月24日 0:32
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映画公開の初週は「キャプテン・アメリカ」シリーズ4作の中でで2番目のヒットとなっていた本作ですが、最新の数値では全体的なランキングは3位に。
過去作の世界興行収入は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が 3億7060万ドル、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」は 7億1440万ドル、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は 11億5500万ドル でした。
劇場公開の期間はまだ残されていますが、キャプテン・アメリカシリーズの順位はこれで確定となりそうです。
無難な一般レビューに対して思うように成績がのびない原因のひとつとして中国市場の不振が大きく影響しているようです。
なお、中国での反ハリウッド運動は「白雪姫」の実写版でも続けられているようです。
#SnowWhite opened to just $43M this wknd at domestic #boxoffice. That’s btwn $46M of Dumbo and $37M of Maleficent 2. SAT pop didn’t happen, small dip instead. Disappointing start for super expensive production. $44.3M intl debut for global launch of $87.3M. China opening below… pic.twitter.com/0IKEs3d3Gw
— Gitesh Pandya (TikTok @gitesh.pandya) (@GiteshPandya) March 23, 2025
また、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などを見ていないと分からない部分が多かったのも原因のひとつとされています。予習が必要という意味では2024年に大ヒットした「デッドプール&ウルヴァリン」も20世紀FOX作品のほとんどを見ておく必要がありましたが、デップー映画は作品自体がコメディ寄りで、元ネタを知らなくてもなんとなく楽しめる構成になっていた事が勝因かもしれません。
海外レビューサイトの得点ではSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」と同程度の「ブレイブ・ニュー・ワールド」ですが、同作の4.8億ドルには及ばない結果となりそうです。
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。
その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。
また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演しています。
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。