マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はここ数ヶ月で追加の撮影が行われていましたが、これによって当初と内容が大きく変わると報じられていました。これに対し、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが反論しています。
※これより先は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
海外メディア Empire とのインタビューで内容の大幅変更の噂について質問されたアンソニー・マッキーさんは「まったく作り直しはしていません。私が出演したマーベル映画はどれもそうやって来ました。基本的に、自分が望む映画とストーリーを手に入れて、それを編集し、戻ってさらに数シーン撮影するのです。」と述べ、噂を一蹴しました。
しかし、スクーパーはこれに対してさらに反論。
They literally changed the ending, the opening, added a new villain and another Hulk and a new post credits scene and changed a character’s death https://t.co/NntaumZuKl
— MyTimeToShineHello (@MyTimeToShineH) December 19, 2024
「彼らは結末とオープニングを変え、新しい悪役と別のハルクを追加し、新しいポストクレジットシーンを追加し、キャラクターの生死を変えた。」と主張。
「ブレイブ・ニュー・ワールド」の最初の試写会の内容はリークされていましたが、3回目の試写の内容については不明(観客の反応のみが報じられました)なため、結局どちらの主張が正しいのかは確認する術がありません。
主張が対立している事で、とりわけレッドハルク/サンダーボルト・ロス大統領の生死が不明瞭になった可能性が高くなったと考えられています。当初、撮影現場では大統領の死亡シーンの撮影の様子が目撃されたとも報じられていましたが、試写では生きているバージョンが流れたと報告されています。
ネタバレ済みだった事項がどちらか分からなくなったという点では、今回の事は逆に良いことかもしれません。
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。
その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。
また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。