映画「キャプテン・アメリカ:BNW」、2週目は68%減で赤字回避目前か。海外で小島秀夫監督の投稿が話題に

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の2週目の興行収入に関して、海外メディア Deadline が最新情報を提供しました。それによると、前週よりも68%のマイナスという結果になっています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の2週目の成績は 2810万ドル 予想となり、前週からの68%減の興行収入となっています。これは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の70%減や「マーベルズ」の78%減よりは優れていますが、MCU全体としては厳しい結果に。とは言え、北米では今週も1位をキープしています。

現時点での世界興行収入は 約2億8940万ドル で、損益分岐点とされていた 3億ドル は目前となっていますが、今回の Deadline の記事は 分岐点が 4億2500万ドル と報告しており、こちらが最新の数値であれば赤字回避はギリギリのペースとなりそうです。

初週は「キャプテン・アメリカ」シリーズ4作の中でで2番目のヒットとなっていた本作ですが、今週の下落によって全体的なランキングは3位か、4位になる可能性があります。

過去作の世界興行収入は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が 3億7060万ドル、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」は 7億1440万ドル、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」は 11億5500万ドル でした。

無難な一般レビューに対して思うように成績がのびない原因のひとつとして中国市場の不振が大きく影響しているようです。

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また、別の理由として、予習に必要な作品が多いことも昨今のMCUの不振の原因としてしばしば指摘されていますが、この問題に直面した小島秀夫監督の投稿(の英語版の投稿)が話題に。多くのMCUファンとアンチのコメントがついています。

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「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に比べれば予習に必要な作品数は少ないはずですが、ディズニープラスの加入者でなければ分からない部分があるのは興行収入に少なからず影響していると見られます。

もともとは全てが壮大にリンクしていくのがMCUで、それが他の映画シリーズにない特徴として「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の歴史的大ヒットにも繋がっていましたが、今はそれが負の要素だと捉える観客が増えています。

これに対してスタジオがどのようなアンサーを用意するのか、その回答が示されるであろう「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がどのようになるか注目です。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。

ソース:Neon Sees 2nd Biggest Opening With ‘The Monkey’ At $14M+ In Midst Of ‘Anora’ Awards Season Tear – Box Office