俳優のデンゼル・ワシントンさんが、ライアン・クーグラー監督に謝罪の電話を入れていた事が明らかになりました。デンゼル・ワシントンさんは先月、クーグラー監督の最新映画「ブラックパンサー3」への出演をうっかり口にしてしまっていました。
マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のプレミアイベントの時点で3作目の話も監督や俳優の間で交わされており、その存在は誰もが疑っていませんでしたが、その進捗については長らく不明でした。
それが、デンゼル・ワシントンさんの先月の発言によって、脚本の執筆がある程度進んでいる事が判明、話題となりました。
海外メディア Variety とのインタビューでデンゼル・ワシントンさんはこの件について監督に謝罪の電話を入れた事を明かしています。
「ライアンは天才です。彼に電話して、映画の話をしたことを謝ったら、隣には彼の美しい奥さんが座っていました。彼は相変わらずライアンで、謙虚でアイディアにあふれている。彼が何を書いても私は読みますよ。」
ワシントンさんは「ブラックパンサー3」の後は「オセロー」と「リア王」をやって引退する意向を前回のインタビューで明かしており、「ブラックパンサー3」は彼のキャリアの最終期を飾る一作となる予定です。
「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」では国王ティ・チャラが病死した展開から始まり、海底王国タロカンとネイモア・ザ・サブマリナーが紹介され、ラストではティ・チャラの息子トゥーサンが登場しました。
「ワカンダ・フォーエバー」で8歳と紹介されたトゥーサンは「アガサ・オール・アロング」の時系列時点で9歳か10歳ほどであり、彼が「ブラックパンサー3」で新たなブラックパンサーとして王位を継承するにはまだ早いかもしれません。もうしばらくはシュリがブラックパンサーとしてワカンダを守ると考えられそうです。
映画の公開時期について、ディズニーは2026年と2027年にタイトル未定のMCU映画を2本ずつスケジュールを抑えていますが、「アーマーウォーズ」や「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と噂されるシャン・チー2作目の映画、「ドクター・ストレンジ3」などがほぼ確実に入ってくると予想されており、残り1枠に無期延期中の「ブレイド」、「スカーレットウィッチ」、「ソー5」、そして「ブラックパンサー3」が候補になっています。