マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは、これまでにアイアンマン/トニー・スタークを演じてきたロバート・ダウニーJrさんが演じる事になっていますが、同じ人物が演じている脚本上の理由が判明したかもしれないと話題になっています。
※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
ただしこれを報告したアカウントは未知のもので、これが単なる精巧なファンフィクションである可能性も否めませんが、なかなか興味深い内容となっています。
海外メディアDoNのジョシュ氏は昨年Redditで報告されていたリークとされる内容が最近事実かもしれないと思うようになったとして、当時の投稿を画像で引用。
Hmmmmmmm 🤔 pic.twitter.com/RoAKGLhIpk
— Josh (@JoshDenofNerds) December 1, 2025
内容はやや長文ですが、以下のような感じになっています。
在り続ける者は、マルチバースの真の歴史を隠すために、Earth-616という「神聖なる」支配された時間軸を創造した。
ヴィクター・フォン・ドゥームはあまりにも危険だと判断されたため、在り続ける者は彼を616のタイムライン上で書き換えた。書き換えによってドゥームはトニー・スタークへと変貌したが、精神は変容したまま、新たなアイデンティティとヒーローとしての人生を手に入れた。
トニー・スタークは、本当の人生を奪われたため、常に家族との折り合いがつかないと感じていた。この「帰属意識の欠如」という感情は、ドゥームが目覚めようとしていた本来のアイデンティティの反響である。
『エンドゲーム』でトニーが利用したタイムトラベルは、在り続ける者が意図的に許可したものだ。在り続ける者は、自身の制御外で生き残るためにロキの変異体を必要としていたため、これらのタイムトラベルを許可した。
ロキの変異体の生存は、在り続ける者が将来の出来事に備えるための計画の一部だった。在り続ける者の主目的は恒久的な平和ではなく、彼を裏切ったカーンの変異体とのマルチバース戦争に備えることだった。
トニー・スタークが死ぬと、在り続ける者の支配の重要な部分が失われる。在り続ける者の死とともに、現実を封じ込めていた障壁が崩れ、あらゆるバージョンのドゥームが再び姿を現す。
その中でも、マルチバース戦争で戦い敗北したドゥームは記憶を取り戻す。記憶を取り戻したドゥームは、在り続ける者の操り人形にされたことへの屈辱を感じる。その屈辱が彼の原動力となる。ドゥームは復讐だけを望んでいるのではなく、自らのやり方でマルチバースを再建したいのだ。
キャスト発表の際は「ドクター・ドゥームはトニー・スタークの変異体ではないか」とする説が人気でしたが、時間が経過するごとに「トニー・スタークのほうがドクター・ドゥームの変異体ではないか」とする説も勢力をのばしました。
今回取り上げた報告は「トニー・スタークのほうがドクター・ドゥームの変異体」説をベースとするもので、最近根強い噂の「ドクター・ドゥームはインカージョンによって家族を失い、その復讐を企てている」という内容とは広い意味では似ているかもしれませんが、細部はかなり違う事に。
これ自体は興味深い内容ですが、内容はかなり複雑で、これが2時間から3時間の映画一本で終わらせられるのかというのはやや疑問が残る所となっています。
この1年前の投稿を繰り返し支持しているというアカウントは、補足として以下のような話題も提供。
🚨🚨Escuché algo grande sobre Avengers: Doomsday.
— Majestic (@majestic_ucm) November 29, 2025
Tómenlo como rumor fuerte por ahora… pero varias fuentes coincidieron en lo mismo:
“Doctor Doom va a obtener acceso a la “Biblioteca de los Mundos”
En la película, este lugar es básicamente el archivo prohibido del Multiverso.… pic.twitter.com/eVq0RxTPgE
「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』について、大きな噂を耳にしました。今のところは噂として受け止めておいてほしい…だが、複数の情報筋が一致してこう語っていた。ドクター・ドゥームが『世界の図書館』にアクセスできるようになる。映画では、この場所は基本的にマルチバースの禁断の書庫だ。TVAが絶対に誰にも知られたくない場所。私が聞いた話では、この図書館には未だ発生していないものも含め、あらゆるインカージョンの地図、記録、そしてパターンが収められているらしい。」
アイアンマンとドクター・ドゥームを同じ役者が演じる事はやはり何かしらの意味があると考えるファンが多いですが、実際の映画の脚本がどのようになっているかを確認出来るのはまだ1年以上先の事となっています。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。













