マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影が終了した事がここ一週間ほどで話題になりましたが、にも関わらず、脚本が未完成だと報じられました。
ポッドキャスト The Hot Mic の最新エピソードの中でジョン・ロチャ氏は「彼らは脚本は完成したと言い続けています。確かに脚本はありましたが、結末はまだ決まっておらず、撮影現場でシーンを書き直していました。『ドゥームズデイ』の撮影が終わった今でも、まだ本当の意味では終わっていません。私の情報筋によると、2026年もまだ撮影を続け、その後夏には『シークレット・ウォーズ』に移る予定です」と主張しています。
以前にナイトクロウラー役のアラン・カミングさんは脚本を見たとその存在を認めていましたが、これまでのマーベル・スタジオの撮影方法から考えて脚本のすべてをそれぞれの俳優に与えているとは思えない所。カミングさんは出演時間の半分は「誰との共演かも分からない」とも明かしており、重要な部分は伏せられていた事が伺えます。
脚本が未完成だという話はよくない話題のようにも聞こえますが、ルッソ兄弟監督は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」などでも未完成な脚本のまま制作し、撮影現場や編集室で吟味しながら最終的なストーリーを完成させて来ました。今回もそれと同様の手法で制作されているようです。
「ドゥームズデイ」は撮影を一旦終えていますが、編集中に足りないと判断されたシーンは追加撮影で補われる予定で、そういう事がたっぷり計画されていると先日も報じられていました。
これまでの撮影ではアベンジャーズ、ニューアベンジャーズ、そしてX-MENの動向を中心とした報道でしたが、アベンジャーズのメンバーの中で、ドクター・ストレンジ、ハルク、ホークアイ、スパイダーマン、キャプテン・マーベルに関してまったく動きが確認されていませんでした。追加撮影の現場でカメラの前に彼らが姿を表すのか注目されています。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。