マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」やドラマ「ロキ」などで征服者カーンとその変異体を演じたジョナサン・メジャースさんが、DVによる逮捕と裁判の後、同役復帰の噂が事実である事をほのめかしたと報じられました。
海外メディア US Sun によると、ジョナサン・メジャースさんが日曜日、ロサンゼルスで行われたデイタイム・ビューティー・アワードに出席。
その会場でマーベルに大々的に復帰するという報道について尋ねられると、メジャースさんと彼の傍らに幸せそうにいた妻のミーガン・グッドさんは満面の笑みを浮かべ、「それについては何も言えません」と恥ずかしがりながらも笑顔を隠し切れなかったと動画付きで伝えています。
今後、カーンのプロジェクトがあるかどうか尋ねられると、彼は再び恥ずかしがりながらも、「そうですね、それはマルチバースなので、いつもそういうことがあります。」とほのめかしました。
「そういう機会は常にたくさんあると思います。」と彼は語り、一部のファンが彼の復帰を望んでいると聞いて「とてもうれしい」と付け加えています。
ジョナサン・メジャースさんは、元恋人のグレース・ジャバリさんに対する家庭内暴力事件で、ニューヨーク市裁判所の陪審員が軽犯罪の暴行と嫌がらせの罪で有罪判決を下した後、2023年12月にマーベル社から解雇されました。以来、36歳のメジャースさんは映画やテレビの主要プロジェクトには参加していませんでした。
MCUの顔とも言えるアイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJrさんや、ホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナーさんらも逮捕歴、裁判歴がある人物たち。彼らがヒーロー役で活躍していた事を考えると、メジャースさんも罪を償い終わったのなら再び役に戻れる可能性は否定できません。
2025年3月、メジャースさんはスタジオのケヴィン・ファイギ社長に手紙を出したと話していました。その時、返事があったのかについては言及されていませんでしたが、それが今回の笑顔の対応に結びつくような結果を生み出したのでしょうか。
今のところは征服者カーン再演について明言されたわけでもありませんが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の追加の撮影に十分滑り込めるタイミングですし、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」であればもう少し余裕を持って臨むことが出来そうです。
これらの映画でドクター・ドゥーム対征服者カーンが実現するのか、続報にも注目です。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。