マイケル・ダグラスさんがトランプ政権への懸念を語り、俳優復帰の意思がないと明かす

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」などでハンク・ピムを演じたマイケル・ダグラスさんが、カルロヴィ・ヴァリ映画祭に出席し、スピーチの場でトランプ政権下のアメリカにおける民主主義への懸念と、俳優復帰の意思がない事を明らかにしました。

海外メディア Variety によると、記者会見で母国の政治状況について問われたマイケル・ダグラスさんは、アメリカは現在「独裁政治と隣り合わせ」の状態にあると述べています。 

私はこれを、民主主義がいかに貴重で、いかに脆弱で、そしていかに常に守られなければならないかという事実として捉えています。私たちが今直面している苦難が、チェコの人々が自由と独立を勝ち取るために払ったあらゆる努力を思い起こさせるものであってほしいと願っています。今や政治は営利目的のように思えます。金が民主主義に利益の源泉として入り込んできました。人々は金儲けのために政治に参入しています。私たちはかつてアメリカで理想、理想主義を維持していましたが、今はもう存在しません。

ダグラスさんは俳優は「ニュースがすべてを物語っているのであまり詳しくは語りたくありません。」と述べてコメントを締めくくったとの事。「私自身も心配だし、緊張しています。自分たちの身を守るのは私たち全員の責任だと思っています。」としています。

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また、自身のキャリアについては次のように語っています。

2022年以降、意図的に仕事をしていません。もうやめなければならないと悟ったからです。60年近くも懸命に働いてきたので、撮影現場で突然死んでしまうような人になりたくなかったんです。戻るつもりは全くありません。引退したわけではないのは、何か特別なことがあれば戻るからですが、そうでなければ戻りません。

先日、ちょうど「アベンジャーズ:ドゥームズデイへの出演を否定しているひとり」としてマイケル・ダグラスさんを紹介しましたが、彼にとって「ドゥームズデイ」が特別な映画になるのか、続報にも注目です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Michael Douglas Has ‘No Intention’ of Returning to Acting, Says U.S. Idealism ‘Does Not Exist Now’: ‘People Are Going Into Politics to Make Money’