ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でフラッシュ・トンプソン役を演じたトニー・レヴォロリさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、フラッシュがなぜ大学に合格出来たのかという疑問に対して裏話を明かしました。
本作では殺人容疑をかけられたスパイダーマン/ピーター・パーカーと、その友人であるという理由でネッドとMJの二人もMIT(マサチューセッツ工科大学)から不合格通知を受け取る事になりました。しかしながら、ネッド&MJよりも「ピーターとは親友」だとアピールしていたフラッシュは大学に合格するという謎のストーリーが組み込まれていました。
この疑問についてレヴォロリさんは「フラッシュは、間違いなく裏金買収で学校に入ったんです。撮影当時は、金持ちの親が子供を入学させるために賄賂を使うという、大学入学に関するスキャンダルが起こっていました。だから、フラッシュもそうなんだろうと冗談で言っていたんです。だから、同じケースであることを想像していたとコメントしておきます。」と語りました。
また、別の裏話として、「ファー・フロム・ホーム」のエンディングで空港に迎えに来ていたフラッシュの運転手は元々父親役を演じる予定だった事も明かしました。
「フラッシュの運転手ジェラルドは、本当は父親を演じるはずだったんです。でも前日、プロデューサーの一人であるクリス・ボンジョルノと飲んでいて、『これだけやっても、彼の両親が現れなかったらどうしよう』って話になったと思います。それで結局、ギャグみたいになったんだけど、その俳優をフラッシュの父親役とフラッシュの運転手役にして、両方のバージョンを撮影したんです。結局、運転手のバージョンの方が面白くて、そちらが使われることになりました。」
フラッシュが「スパイダーマン4」に再登場するかどうかは不明ですが、トニー・レヴォロリさんは先月の別のインタビューで再演の意欲がある事を示しています。
また、裏金入学が公式設定として採用されているかはともかくとして、フラッシュがMITの学生になっている事はアイアンハート/リリ・ウィリアムズと同級生という事でもあります。ドラマ「アイアンハート」にもカメオ出演の可能性がありますが、フラッシュの次の舞台はどこになるのでしょうか。
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ソース:‘Willow’ Star Tony Revolori Talks Episode 4’s Reveal and the ‘Spider-Man’ Story Point He Suggested