まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

ドラマ 映画

映画「スパイダーマン:NWH」脚本家がドラマ「ロキ」との関係について言及

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したエリック・ソマーズさんとクリス・マッケナさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ディズニープラスで配信されたドラマ「ロキ」のフィナーレとの関係性について「計画されていなかった」と明かしました。

ソマーズさんは「ロキのフィナーレが起こったとき、私たちはすでにこの道を進んでいたのです。これは本当に助かると思いました。マルチバースにトラブルがあることを示すのだから、これは素晴らしいことだ」と、「ロキ」の内容は知らされずに制作が進められていた事を明かしました。

続いてマッケナさんは「ロキの最後の分岐イベントが、ドクター・ストレンジの魔法と同じ時期に起きたのか、私にはわかりません。それについては、きっとマーベル・スタジオの話法があるのでしょう。でも、いろいろなことが起きていて、それを利用できないか、このことがどう影響するのか、最終的には自分たちの巨大なストーリーの熊と格闘することになったんです」と述べました。

ソマーズさんとマッケナさんは「ロキ」の分岐イベントに合わせて脚本を制作したのではない事を認め、分岐イベントの正体はマーベル・スタジオ(のケヴィン・ファイギ社長)のみが知るであろう事を明かしました。

それよりも二人の最大の課題は、映画の公開順の変更にまつわるものだったと説明します。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で2020年のMCUの計画は大きく乱れ、本来であれば2021年5月に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が公開され、その後の7月に「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開されるはずでした。

マッケナさんはこの公開順の変更が「ノー・ウェイ・ホーム」の物語を直接的に変えたと言います。

「元々、ストレンジが登場する予定で書いていたのですが、『ドクター・ストレンジ2』の出来事の後だったので、彼はどこにいるのか、彼の頭はどこにあるのか、その辺りを考えていました。そして今は、『ああ、これは実際に彼がコンセプトとして多元宇宙を追求することに興味を持つようになったんだな』と思えるようになりました。」

「ロキ」の最終話で起きた分岐イベントの正体について、現状は公式からその答えは明かされていません。分岐イベントの正体はワンダであるという説も、「ロキ」のケイト・ヘロン監督は「偶然」だと説明しました。

ソマーズさんとマッケナさんが説明したように、その正体を知るのはケヴィン・ファイギ社長のみなのかもしれません。監督や脚本家が知らされていないだけで、実際にワンダやドクター・ストレンジが引き金になっているかもしれませんし、今後の作品で新たに描かれるイベントが引き金になっているかもしれません。

もしワンダやストレンジのせいでないとすれば、「在り続けるもの」と敵対している征服者カーンが「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で何かを引き起こす事は考えられそうです。

フェーズ4が始まって1年ほどが経ち、多くはサノスの残した爪痕に対処して来ました。しかしMCU全体の危機に直面しているのがロキであるというのは興味深い事です。ただし、2022年公開もしくは配信予定の作品でマルチバースに関わりそうなものは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と、次点でロキと関係の深いシリーズでもある「ソー/ラブ&サンダー」があります。これらの作品でドラマ「ロキ」に言及されない場合は、この分岐イベントの謎は2023年まで持ち越しになる可能性が高そうです。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

sponsored link
 

ソース:Does ‘Loki’ Connect to ‘No Way Home?’ ‘Spider-Man’ Writers on How a Release Date Shift Changed Doctor Strange’s Story

-ドラマ, 映画
-, , ,

執筆者:

関連記事

映画「ソー:ラブ&サンダー」の米公式概要が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の初めての予告が昨夜公開され、続けて公式概要がマーベル公式ページにて発表されました。「ソー」シリーズ …

キャプテン・マーベルがシャン・チーのMCUデビューを歓迎

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・マーベル」シリーズでキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じる俳優のブリー・ラーソンさんが、シャン・ …

映画「マダム・ウェブ」はサム・ライミ版「スパイダーマン」と同じ世界?新たな証拠が目撃される

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の新たな撮影現場のリーク写真が公開されました。以前のリークでは本作が西暦2000年代初頭を舞台として設定 …

マット・シャックマン監督が「スター・トレック」を降板し、マーベル・スタジオとの交渉に入ったと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に携わったマット・シャックマン監督が、2023年12月公開予定の映画「スター・トレック」から降板した事が明らかになりました。こ …

オスカー・アイザックさん、ドラマ「ムーンナイト」は「画期的」なショーだと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の主演を務めるオスカー・アイザックさんが海外メディア ScreenRant の取材に応じ、本作が「画期的」 …

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2024年7月26日「デッドプール&ウルヴァリン」
◆2024年11月1日 SSU「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」(米10月25日予定)
◆2024年12月13日 SSU「クレイヴン・ザ・ハンター」(日米同時公開)
◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月5日「サンダーボルツ*」(日本はGW)





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。