マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」で、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世さん演じる主人公サイモン・ウィリアムズが持っている能力が明らかとなりました。
海外メディア The Direct によると、ディズニーの公式誌 D23マガジン2025年冬号 に掲載されたディレクターとショーランナーのインタビューで判明したとの事。
ショーランナーのアンドリュー・ゲストさんはワンダーマンを「信じられないほど強力」と評し、その3つの主な力、すなわち超スピード、超人的な強さ、そして巨大な爆発を起こす能力があるとし、「彼は、彼自身も完全には気づいていないほどの、信じられないほどの力を持っています。でも、彼は気にしません。サイモンはダニエル・デイ=ルイスになりたいんです。」と語りました。
マーベル・スタジオの制作開発ディレクターであるブライアン・ゲイさんはサイモンの主な目標が「俳優になること」であり、「サイモンは自分の力がどれほどのものであるかさえわかっていない」として「彼は自分の力の限界さえも知りません。サイモンはスーパーパワーを持ち、人々を助ける責任を感じていますが、彼の本当の目標は俳優になることです。しかも、スーパーヒーローが存在し、いつエイリアンが空から降りてくるかわからない世界に生きているという事実が、彼の目標を複雑にしているのです。」と説明しました。
MCUでは力に目覚めたキャラクターたちがヒーローとしてどのようにその力を使うかと言うことを主に描いてきましたが、彼らの殆どの目標そのものが人助けをする事でした。
ワンダーマンの主人公サイモン・ウィリアムズは人助けよりも俳優になることが第一目標になっているようで、夢と現実の間で翻弄される様子が描かれる事になるようです。
なお、コミックのワンダーマン/サイモン・ウィリアムズは元ウィリアムズ・イノベーション社の社長の次男として生まれました。兄エリックは若くして父親を亡くし、会社を継ぐものの経営能力の不足からスターク社に敗北、会社を倒産させ、エリックはヴィランのグリムリーパーとなりました。この時期にサイモンはバロン・ジモにイオンエネルギーを注入されワンダーマンへと変化します。
ワンダーマンはイオンエネルギーのボディを持つ超人で、実質的に無敵、不死身である設定ですが、にも関わらず結構死んでしまうキャラクター。ジモはワンダーマンをアベンジャーズに送り込み、内部崩壊させようと計画しますが、ワンダーマンは裏切り、アベンジャーズを助け、メンバーになりました。その後、ヴィジョンの人格モデルにもなっている人物で(MCU版のヴィジョンの人格モデルはJ.A.R.V.I.S.)、会社倒産後は俳優、スタントマンとして表の生活を送っています。
MCU版のワンダーマンの能力については明らかになったものの、その起源に関しては今のところ不明。ドラマ本編で確認する必要がありそうです。
ドラマ「ワンダーマン」はヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世さん演じる主人公サイモン・ウィリアムズが、ハリウッドを舞台に世界に挑む俳優として、そしてヒーローの原点を探求する作品。「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からベン・キングズレーさん演じるトレヴァー・スラッタリーが再登場。「シャン・チー」「スパイダーマン:ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が最初の2話を担当し、「ホークアイ」のアンドリュー・ゲストさんが脚本、製作総指揮を担当。
ドラマ「ワンダーマン」は 2026年1月27日 に米ディズニープラスで配信予定です。
ソース:Marvel Studios Confirms Wonder Man Has 3 Superpowers In the MCU
![シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 4K UHD [4K ULTRA HD+ブルーレイ] [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/71h+mxlmlVL._AC_SX342_.jpg)










