マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でドクター・ドゥームとして復帰する事になったロバート・ダウニー・Jrさんについて語りました。
監督は「彼はこれで、コミック映画業界全体を一人で活性化させると思います。」と前置きし、「最初は皮肉なアイデアに思えたんです。『ああ、いつも私たちを救ってくれているあの男の井戸に戻ろう』みたいなね。でも、うまく行きますよ。本当にうまくいく。そして彼は… 私には何も言えないけど…少なくとも私には分かりません。でも一番乗りで観られるからワクワクしています。マーベル映画を全部観たわけではないから、まずはあれを観ようかな。」と語りました。
MCUが過去5年間で10億ドル以上の売上を記録したのは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と「デッドプール&ウルヴァリン」の2本のみで、それ以前の5年では6本の映画がそのラインに達していました。
監督が指摘するように、MCUの立役者であったRDJさんを呼び戻すというのは安易なプランだと考えるファンも少なくないですが、それでも監督はうまくいくだろうと確信していると話しました。
とはいえ、ルッソ兄弟監督がドクター・ドゥームをコミックに忠実に描くのであれば、少なくとも彼が自らマスクを外すことはなく、RDJさんの顔が見える事はあまり期待出来ません。彼は顔の傷を隠すためにマスクをしているのであり、その傷に対して強いコンプレックスを持っているからです。
しかし「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のラストでは0才児のフランクリンにはマスクを外した素顔を披露していました。これに関しては、スーの蘇生という常軌を逸した能力を持つフランクリンに傷の治癒を期待したのではないかとも考えられていますが、あのラストが何だったのかは実際に「ドゥームズデイ」を見るまでは何とも言えません。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」がシェーン・ブラック監督の期待どおりとなるのか注目です。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。